神殺【流霞】
「流」は流れる・消えていく、「霞」は霞(かすみ)・儚さを意味します。古典では「酒」と「色情」に関わる凶殺とされ、お酒の上での失敗や異性関係のもつれとの縁が強い星です。あわせて身体の消耗にも注意が必要とされます。
酒によるトラブル
流霞の最も代表的な象意は「酒難」です。お酒の席での失言・失敗・トラブルとの縁が強く、飲酒が原因で信用や人間関係を損ないやすいとされます。お酒との付き合い方に節度を持つことが、この星と向き合う上での基本です。
色情のもつれ
酒と並ぶもう一つの象意が「色難」です。情に流されやすく、異性関係のもつれ・誘惑による失敗といった形で現れることがあります。咸池や紅艶などの桃花系の星と重なる場合は、特に異性問題への注意が必要とされます。
身体・健康への影響
古典では「男は他郷に客死し、女は産厄に遭う」と記されるように、身体や命に関わる星ともされてきました。現代的には、慢性的な体調不良・気力の消耗・無理のしすぎへの警告と読むのが適切です。特に運気の悪い時期と重なるときは、健康管理に最大限の注意が必要とされます。
儚さと繊細さ
感受性が高く、繊細で傷つきやすい内面を持つことが多いとされます。その繊細さが芸術的な感性や深い共感力として現れることもあり、人の痛みに寄り添える優しさにつながる面もあります。
注意点
お酒の席での言動・異性関係の節度・健康管理。この三つを日頃から意識することが最大の対策です。天乙貴人や太極貴人などの強い吉神が命式にある場合は影響が和らぎます。凶殺を恐れるより、自分の身体と心を丁寧に扱うことへの意識として活かすのが賢明です。